婚姻届。実家。そして・・・
2002年8月16日今日は葛藤だらけだった。
昨日いつもよりずっと早く帰ってきた彼の中で眠った。
幸せ。
でも、夜中に目が覚めた。
泣いた。
一人にされる夢を見た。
帰るところが無かった。
実家を捨てたから・・・。
子供がこうなるのかなって思ったら苦しくて辛くて涙が出た。
彼が起きた。
私をぎゅって抱きしめて
「どうしたの?大丈夫?恐い夢でも見た?どこか痛い?」
心配してくれた。
私は首を振って声を殺して泣いた。
彼は頭を撫でてくれた。
そのまま眠りに落ちた。
でも何度も、何度も目が覚めた・・・。
その度、苦しくなった。
日中、彼の両親と市役所に行った。
婚姻届を貰った。
必要書類を聞いた。
予想していたものだったけれどあちこちちょっと違った。
戸籍謄本は戸籍のあるところでしか取れない。
恥ずかしい話、知らなかった。
私の戸籍は隣の県のK市にある。
そこまで取りに行かなくては成らない。
現住所のある実家のK市に転出届。
そして彼の住所のF市に転入届が必要。
転出していないと世帯主名が現住所でうちの父親。
これを勝手に書いては犯罪。
彼の両親はこっそり今日転出届を出してこようと行った。
どうせ、許しはもらえない。
行ったらきっと市役所前で待っている。
だから、怒られるのが一緒ならしてしまおう。
私はためらった。
そして、途中まで行ってUターンして貰った。
もう一度、せめて親に言いたい。
私は産みたいって。
育てたいって。
認めて欲しい。この子の幸せのために。
もし認めてもらえないのなら、これから先を見て欲しい。
この子が幸せかどうか、その時認めて欲しい。
努力する。幸せであるように。
だから、今は・・・。
そういいたくて、明日行くから、と彼の両親にお願いした。
彼の両親も、ためらいがあるならと、理解してくれた。
安堵した。
夕方、姉からメールが入り、私は電話した。
苦しくなった。
どうしたらよいのか、また、苦しくなってきていた・・・
姉は私が出て行った事で親が体調を崩してきている。
それでもそうやって逃げて何の解決になるんだ
そう言った。
明日行くつもりだよ。
姉に言った。
説得しに来ないで、話し合いに来て。
姉は言った。
私が以前母に言ったことと同じ事。それには母話を濁し、説得することを否定しなかった。
姉との電話を切って、彼の祖父母と食事をした。
明日は姉が居ない。実家は私の両親だけになる。
私は彼と彼の両親を連れていけば話し合いが出来るのではないだろうかと思った。
それは彼の祖父母も思ってくれて両親が帰ってきたら話そう、とおさまっていた。
その時、私の携帯がなった。実家だ。
母は明日、一人でいらっしゃいと、静かに言った。
そして伯母を呼んで第三者の意見を聞きましょうと。
私は即座に提示した。伯母と話すなら一人がいい。みんなで話せば話しが混同してうまく伯母が考えられないだろうから、と。
母も同意した。
誰かを連れてくることは拒否された。うちの話し合いだからダメよ。と。
でも送ってもらうことだけは同意を得た。
切ってから仕事中の彼に電話した。
ちゃんとうちに戻ってくるなら良いよ。気持ちをしっかり出来るなら。
私は不安だった。でもこの不安、恐怖心、逃げたい気持ちをあらわにしては、話しも進まないし、何の解決にもならないのだ。。。
明日同席する伯母は、中絶の経験がある。結婚する前にお腹を大きくして無理におろされた経験もある。
今は癌を告知され、入退院を繰り返し闘病生活を送っている。
私は微妙だった。きっと、病気がなければ彼女は令瀬に聞いてくれる。でも、今は病気があって親戚に色々厄介になって負い目を感じてる面もある。
彼女が冷静に出来るのか。
そして、私は知っている。
今の私の家の状況がそれを許せないことを。
許せないから、許してくれるココに自分が居ることを・・・
結局、自分はとてもずるく弱い人間なんだ・・・。
昨日いつもよりずっと早く帰ってきた彼の中で眠った。
幸せ。
でも、夜中に目が覚めた。
泣いた。
一人にされる夢を見た。
帰るところが無かった。
実家を捨てたから・・・。
子供がこうなるのかなって思ったら苦しくて辛くて涙が出た。
彼が起きた。
私をぎゅって抱きしめて
「どうしたの?大丈夫?恐い夢でも見た?どこか痛い?」
心配してくれた。
私は首を振って声を殺して泣いた。
彼は頭を撫でてくれた。
そのまま眠りに落ちた。
でも何度も、何度も目が覚めた・・・。
その度、苦しくなった。
日中、彼の両親と市役所に行った。
婚姻届を貰った。
必要書類を聞いた。
予想していたものだったけれどあちこちちょっと違った。
戸籍謄本は戸籍のあるところでしか取れない。
恥ずかしい話、知らなかった。
私の戸籍は隣の県のK市にある。
そこまで取りに行かなくては成らない。
現住所のある実家のK市に転出届。
そして彼の住所のF市に転入届が必要。
転出していないと世帯主名が現住所でうちの父親。
これを勝手に書いては犯罪。
彼の両親はこっそり今日転出届を出してこようと行った。
どうせ、許しはもらえない。
行ったらきっと市役所前で待っている。
だから、怒られるのが一緒ならしてしまおう。
私はためらった。
そして、途中まで行ってUターンして貰った。
もう一度、せめて親に言いたい。
私は産みたいって。
育てたいって。
認めて欲しい。この子の幸せのために。
もし認めてもらえないのなら、これから先を見て欲しい。
この子が幸せかどうか、その時認めて欲しい。
努力する。幸せであるように。
だから、今は・・・。
そういいたくて、明日行くから、と彼の両親にお願いした。
彼の両親も、ためらいがあるならと、理解してくれた。
安堵した。
夕方、姉からメールが入り、私は電話した。
苦しくなった。
どうしたらよいのか、また、苦しくなってきていた・・・
姉は私が出て行った事で親が体調を崩してきている。
それでもそうやって逃げて何の解決になるんだ
そう言った。
明日行くつもりだよ。
姉に言った。
説得しに来ないで、話し合いに来て。
姉は言った。
私が以前母に言ったことと同じ事。それには母話を濁し、説得することを否定しなかった。
姉との電話を切って、彼の祖父母と食事をした。
明日は姉が居ない。実家は私の両親だけになる。
私は彼と彼の両親を連れていけば話し合いが出来るのではないだろうかと思った。
それは彼の祖父母も思ってくれて両親が帰ってきたら話そう、とおさまっていた。
その時、私の携帯がなった。実家だ。
母は明日、一人でいらっしゃいと、静かに言った。
そして伯母を呼んで第三者の意見を聞きましょうと。
私は即座に提示した。伯母と話すなら一人がいい。みんなで話せば話しが混同してうまく伯母が考えられないだろうから、と。
母も同意した。
誰かを連れてくることは拒否された。うちの話し合いだからダメよ。と。
でも送ってもらうことだけは同意を得た。
切ってから仕事中の彼に電話した。
ちゃんとうちに戻ってくるなら良いよ。気持ちをしっかり出来るなら。
私は不安だった。でもこの不安、恐怖心、逃げたい気持ちをあらわにしては、話しも進まないし、何の解決にもならないのだ。。。
明日同席する伯母は、中絶の経験がある。結婚する前にお腹を大きくして無理におろされた経験もある。
今は癌を告知され、入退院を繰り返し闘病生活を送っている。
私は微妙だった。きっと、病気がなければ彼女は令瀬に聞いてくれる。でも、今は病気があって親戚に色々厄介になって負い目を感じてる面もある。
彼女が冷静に出来るのか。
そして、私は知っている。
今の私の家の状況がそれを許せないことを。
許せないから、許してくれるココに自分が居ることを・・・
結局、自分はとてもずるく弱い人間なんだ・・・。
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